#6【患者様向け】背中や腕の痛みしびれに対する治療法 〜揉んでも改善しない症例〜

May 30, 2022

■■背中や腕の痛みの原因は神経であることが多い

背中や腕に、”痛み”や”しびれ”や”重だるさ”を訴えて来院される方が非常に多いです。

・マッサージや鍼治療をやっても効果がない

・数ヶ月続いている

という方も多いです。

このような場合、神経に原因のある場合が多いです。

■■神経が原因の症状は「はり治療」が効果的

当院では、「はり治療」を中心に施術を進めます。

神経は、首の骨の椎間孔というところから出て、背中や腕に伸びています。

神経に何かしらトラブルがあると、しびれなど症状が出るんですが、どこの部位でそのトラブルが起きているかが、施術するターゲットを決める際に重要になります。

■■超音波エコーでターゲットとなる神経を目で見てはりを刺します

結論を話すと、背中や腕の症状も、の周囲の神経をターゲットに施術をすると改善することが多いです。

当院では超音波エコーでターゲットとなる神経を目で確認し、その周囲に鍼を刺します。

神経には直接刺さないのでご安心ください。

 

 ■■なぜ、神経をターゲットにしたはり治療が効果があるのか?

なぜ神経への鍼刺激が効果的なのか?その機序の詳細は明らかではありません

(全日本鍼灸学会HP 鍼で神経根性疼痛が和らぐ より)

とあります。

私の仮説になりますが、神経の周りには柔らかい脂肪がまとわりついていて、その脂肪が何かの原因で炎症したり、血流が悪くなると、脂肪が固くなり異常な電気信号が神経から発せられ、痛みやしびれが出現すると考えています。

はりを行うことで、神経の周りの血管の血流が改善し、脂肪が柔らかくなり、異常な電気信号がなくなるので症状が改善するのではと考えています。

 

■■症例 8年の痛みが改善したケース

 ・40代女性

8年前から左首から左の背中、左腕がだるい、痛い

長時間の運転や、寝ていると悪化する

・病院で5回注射したが効果なかった

 

という方で、最初は筋肉(斜角筋)を緩める鍼治療をしました。一時的には改善するのですが、数日で元の症状に戻ってしまいました。

 そこで、2回目は、神経根に対するはり治療を行いました。すると痛みは半減し、元に戻ることなく改善して行きました。

8年の苦しみから解放されたと非常に喜んでいただきました。

このように神経根のはり治療で数年の苦しみから解放される方も少なくありません。

■■病院との連携が大切

神経症状を伴う場合、病院との連携が大切になります。なぜその痛みが起こっているのかレントゲンや、MRIなどドクターの診断が大切になります。将来手術が必要になるような重症なケースは、病院で経過観察をしながら安全に治療を進めることができます。

さらに、ヘルニアでもどの部分が圧迫されてるのかわかれば、はりなのか?ストレッチなのか?など施術の方法を選択できるので効果も高まります。

 ■■まとめ

以下について書かせて頂きました。お役に立てば幸いです。

・背中や腕の痛みの原因は神経であることが多い

・神経が原因の症状は「はり治療」が効果的

・超音波エコーでターゲットとなる神経を目で見てはりを刺します

・なぜ、神経をターゲットにしたはり治療が効果があるのか?

・症例 8年の痛みが改善したケース

・病院との連携が大切