#35 足やお尻の痛みしびれ 腰椎神経根はりパルス療法効果が高い?低い?のなぜ
Nov 02, 2023足やおしりの”しびれ”や”痛み”など、坐骨神経痛様症状に対するはり治療は、痛みやしびれを軽減するための有用な治療法の一つです。日常の臨床経験から、鍼治療の効果に影響を与える要因を特定できることがわかってきました。以下に、その詳細を説明します。
◾️◾️◾️はり治療効果が高いケース・低いケース
【効果高いケース】
効果が高い鍼治療のケースでは、患者様の症状が著明に軽減され、効果が長続きする特徴があります。
- はり刺入時にデルマトーム上に軽い放散痛があること(例えば、L5ならスネの外):エコーで刺入経路を確認しながらゆっくりはりを進めます。すると、患者様は「あっきました」という感じで、デルマトーム上に軽く放散痛を感じます。
- パルス1.0mA以内:低周波パルスを通電させた際に、電流1.0mA以内で患者様はデルマトーム上に「あっきました」とおっしゃいます。
【効果低いケース】
効果が低い鍼治療のケースでも、患者様の症状は軽減されますが、効果が長続きしない場合があります。
- はり刺入時に放散痛が殿部やハムストリングに広がること:L5神経根の場合、スネの外に放散痛が来ない場合は効果が限定的なことが多い。
- パルス1.0mA以上:パルス1.0mA以上にしないと、デルマトーム上に放散痛を感じない。
- 筋収縮の発生:パルスをかけた際に筋肉が収縮(動く)してしまうケースは効果が限定的な場合が多い。
◾️◾️◾️はり治療効果が高いケース・低いケース
続く
=======================
腰痛や手足のしびれでお困りの方はこちらにご相談ください
芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院 HPはこちら
新浦安しんもり整骨院・はり治療院 入船院 HPはこちら
========================
超音波エコーに興味がある鍼灸・柔整初心者🔰や学生の皆様と繋がりたい
エコー下でこんな施術が出来るようになりませんか?
Q.L4L5椎間関節の痛みを緩和したい場合どこに鍼をさしますか?
A.
❶L4脊髄神経後枝内側枝
(L5横突起基部)
❷L4L5椎間関節
❸L3 脊髄神経後枝内側枝
(L4横突起基部)
無料のコミュニティで一緒に情報交換しませんか?
・超音波エコーに興味がある
・現状の治療に不安がある
・将来が不安
・どんな勉強をしたらいかわからない
など、不安や悩みを共有して、前進して行けるコミュニティにしたいと思います。
実際に当院で働いている新人スタッフは、1年で超音波エコーを用いた施術が出来るようになりました。
まずは、1歩を踏み出したい方登録お願いします。
コミュニティスペースはこちらから