◼️1年前から懸垂すると首から肩に痛みが出る

ボディービルダーの患者様。1年位前から懸垂すると、首から肩にかけて"つまり““痛み“がある。色々な治療したが取れないので当院来院。

超音波エコーを見ながら触診すると、肩甲舌骨筋（肩甲上神経）にそって痛みがありました。

まずは、徒手にてリリースしたら、腕を上げた際の痛みが半分以下になりました。
超音波エコーで肩甲上神経をターゲットにはり治療もした所、痛みはほぼ消失しました。

肩後方の関節包が固く、求心位をとれないので、根本的な改善を期待して、月に1〜2回位、治療を継続しており、再発はありません。

◼️1年続いた痛みの原因は？？

1年続いていた痛みの原因は、懸垂をした際に、肩甲舌骨筋、前鋸筋、棘上筋で肩甲上神経を挟み込んでいたからと推測できます。

四十肩や五十肩と思われてる方も、ここにアプローチして肩が上がるようになるケースもあります。

◼️肩甲上神経　Suprascapular Nerveとは

・腕神経叢の上神経幹から発す
・肩甲舌骨筋の下を走行し
・肩甲切痕に達し棘上窩に達する
・棘上筋に被われて肩甲頚と棘下窩にいたる
・棘上筋と棘下筋ならびに肩関節の関節包がその分枝を受ける

◼️エコー解剖・はり治療ターゲット

施術のポイントは基本的には押した痛みで判断しますが、エコーで肩甲上神経を見つけやすい、肩甲舌骨筋の深部をターゲットにする場合が多いです。

OHM：omohyoid muscle（肩甲舌骨筋）、SSN：Suprascapular nerve (肩甲上神経)

 引用：Ultrasonography study of the suprascapular nerve、Diagnostic and Interventional Imaging (2017) 98, 873—879

◼️1年前から懸垂すると首から肩に痛みが出る

◼️このような方が多い

・野球、バレーボール、テニス、など、腕を上に挙げる動作（オーバーヘッド動作）が多いスポーツをしている

・パソコンやスマホを長時間使用している　など

◼️ご相談ください

肩や首の周りの痛みでお困りの方はご相談ください。痛みの原因が神経の場合は、マッサージやストレッチでは効果が少なく、はり治療で改善する場合も少なくありません。また、頚椎ヘルニアや脊柱管狭窄症など頚椎（首の骨）のトラブルがある場合もあり、信頼できるドクターの診察が必要な場合があります。

当院では、脊椎専門医をご紹介し、ドクターと連携し患者様をサポートさせて頂く体制を整えております。

お困りの事がございましたら、ご相談頂けたらと思います。

◼️ご予約

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超音波エコーに興味がある鍼灸・柔整初心者🔰や学生の皆様と繋がりたい

エコー下でこんな施術が出来るようになりませんか？

 Ｑ.L4L5椎間関節の痛みを緩和したい場合どこに鍼をさしますか？

A.

❶L4脊髄神経後枝内側枝

（L5横突起基部）

❷L4L5椎間関節

❸L3 脊髄神経後枝内側枝

（L4横突起基部）

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・将来が不安

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実際に当院で働いている新人スタッフは、1年で超音波エコーを用いた施術が出来るようになりました。

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